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看護師が日勤のみで働くのはきつい?7つの理由や日勤のみのメリットを解説

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看護師が日勤のみで働くのはきつい?7つの理由や日勤のみのメリットを解説

看護師の仕事は夜勤ありの仕事というイメージが強いですが、日勤のみで働ける職場も多くあります。しかし、看護師の仕事は夜勤のみがきついのではなく、日勤でもきついといわれることが多いのも事実です。そこで今回は、日勤で働く看護師の仕事がきついといわれる理由や日勤のメリット、日勤で働ける職場について解説します。

日勤のみの看護師はきついといわれる7つの理由

日勤のみの看護師はきついといわれる7つの理由

看護師の仕事は夜勤があるケースが多いですが、不規則な勤務になるため身体的な負担が大きくなることから、日勤のみでの勤務を希望する看護師は多いものです。しかし、日勤のみで仕事がラクになるとは限らず、むしろ日勤のみの方がきついといわれているのも実情です。

なぜ日勤のみの看護師がきついといわれているのか、まずはその7つの理由から解説します。

1.人間関係が狭くストレスになりやすい

日勤の看護師は、夜勤のときよりも人数が多くなります。他の看護師と協力して仕事を進めていく時間も増える上、もし自分に合わない人がいると仕事の進め方などが合わずにストレスの原因となってしまいます。

夜勤と日勤がある勤務形態の場合、苦手な人がいたとしても同じ時間帯での勤務が毎日かぶることはあまりないので、人間関係で困ることも少ないでしょう。しかし、日勤のみの勤務では常に同じ時間帯に同じ看護師が働いています。さらに、限られた人数で対応する必要がある日勤のみのクリニックはある種特殊な環境なので、どうしても人間関係が狭くなりがちです。その狭い人間関係の中に折り合いが悪い人がいたとしても毎日顔を合わせなければならず、ストレスになりやすいのです。

2.スキルアップの機会が少なくなる

夜勤では人数が少なく自分が担当する業務が増えて負担が大きくなる分、看護師としての経験を積みやすくスキルアップの機会も多くなります。一人でこなさなければならない場面も増えるため、一通りの業務を早く習得できるでしょう。

日勤のみで働く場合、日勤の看護師の数は多いので手分けして複数名で業務を進めることが多くなります。日勤のみでの勤務では、夜勤のときのように多くの業務をこなす必要がなくなる分、スキルアップできる機会も少なくなると考えられます。

3.夜勤手当を受けられない

夜勤がきついため、日勤のみでの勤務を希望する看護師の方は多いかもしれません。しかし、夜勤がなくなると当然ながら夜勤手当が受けられなくなってしまいます。看護師の夜勤手当は1カ月あたり4~5万円程度といわれているため、日勤のみで働くと収入が大幅に減ってしまうでしょう。

4.残業が発生しやすい

日勤のみの職場では、すべての患者の診察が終わるまでが勤務時間となります。必ずしも勤務時間内に終わるとは限らないので、残業が発生しやすくなってしまいます。

また、日勤のみで働く職場はシフト制を取っていないことが多いため、夜勤で働く看護師がいないことが多いものです。夜勤がある職場であれば勤務時間中に終わらなかった仕事を夜勤の看護師に引き継げることがありますが、日勤のみの職場では引き継ぎする人がいないため、終わらさなければならない業務をすべて片付けなければ退勤できません。つまり、不規則な夜勤を避けて日勤のみで働いたとしても、残業が多くなってしまい、肉体的・精神的な負担が大きくなってしまいます。

5.連休が取れない

日勤のみで働けるクリニックなどでは、毎週休診日が決まっていることが多く、その日が看護師の休みになります。週末は土曜日のみ午前診療、日祝日が休診日というクリニックも多いため、土日で連休を取ることは難しくなってしまいます。

また、平日に休みを取ることが難しいのも日勤のみ勤務がきついと感じられる点です。平日に看護師を多く配置する病棟勤務、または休診日が決まっているクリニック勤務では平日の休みを取りにくくなるでしょう。

6.朝が早い

日勤で働く場合、8~9時頃から診療を開始する医療機関が多くなるので、その前に出勤が必要です。そのため、朝早く起きて出勤しなければなりません。夜勤で働く場合は朝に出勤することがないので朝早く起きる必要はありませんが、診療開始が早いクリニックでの勤務では毎日朝早く起きなければならず、朝が弱い方にとってはきついと感じるでしょう。

7.仕事が日中に集中するとハードワークになる

夜勤では次々に患者が訪れて診察を受けるという状況はまずありませんが、日勤で働く職場となるクリニックなどは常日頃から患者が多く、その分体力仕事が多くなります。立ちっぱなしの状態が長時間続いたり患者の介助や移乗をしたりするなど、体力を使う業務が増えてハードワークになりがちなので、日勤が続くと体力的にきついと感じる看護師が多くなります。

日勤のみで働くとなるとこのような状態が毎日続くこととなるため、体力に自信がない方にとっては日勤のみ勤務で身体的な負担が大きくなるでしょう。

看護師が日勤のみの職場で働くメリット

看護師が日勤のみの職場で働くメリット

日勤のみで働く看護師の仕事はきついといわれるポイントは多くあるものの、悪いことばかりではありません。日勤のみの職場で働くことには、多くのメリットもあります。

規則正しい生活を送れる

夜勤ありのシフト制で働くと、日によって出勤・退勤時間が異なるので、毎日の生活のリズムが不規則になりがちです。一方、日勤のみの職場で働く場合は毎日決まった時間での勤務となり、出勤時間も毎日同じ時間なので、規則正しい生活を送れる点がメリットです。

起床・就寝時間がバラバラで生活リズムが狂いやすく、体調を崩しやすい方にとっては、規則正しい生活を送れる日勤のみ勤務はメリットが大きいといえるでしょう。

プライベートと仕事を両立できる

シフト制では週末に休みを取るのが難しいことが少なくありませんが、日勤のみ勤務の職場では日曜祝日が休みとなる場合が多くあります。他の仕事と同じタイミングで休みを取れるので家族や友人とスケジュールを合わせやすく、休日を充実しやすくなるのがメリットです。日曜祝日が休みになることで子供の行事や友人との外出などの予定と合わせやすく、充実したプライベートと仕事を両立できます。

頼れる同僚の人数が多い

夜勤は必要最小限の少ない人数で稼働することがほとんどですが、日勤では夜勤と比較すると一緒に働く看護師の数が多くなります。日勤のデメリットで解説したように、一緒に働く人が増えることによって人間関係の問題が発生する可能性はあるものの、その分頼れる同僚も増えるでしょう。業務上フォローし合う協力体制を構築しやすいので、精神的にも余裕を持って働けるメリットがあります。

看護師が日勤のみで働ける職場


夜勤が必須と思われがちな看護師の仕事ですが、日勤のみで働ける職場は多数あります。どのような職場で日勤のみで働けるのか、主に以下のような職場が挙げられます。

クリニック

クリニックは基本的に入院設備がない場合が多く外来診療のみなので、夜勤がありません。日曜・祝日を休診にしていることがほとんどで、完全週休2日制を取っているクリニックが多いので週末に休みを取りやすいのが特長です。

ただし、クリニックによっては夜遅くまで診療を行っていることがあるので、その場合は退勤時間が遅くなる可能性があります。

外来看護師

外来看護師は、クリニックや診療所などの外来専門病院のほか、外来病棟で働く看護師です。外来のみを対応するので、日中の時間帯に来院した患者の採血や生活指導、医師の診察補助などを行います。外来病棟も予約制を取っているところが多いので、診療時間が遅くまで延びることが少なく残業が少なめという点がメリットです。

外来専門の病院では、看護師としての業務のほかに受付などの事務作業が多く職場もあります。

保育園

保育園での看護師の仕事は、通っている子供のケガの応急処置や体調不良時の管理、園内の衛生管理、感染症対策などです。子供のケガや体調不良に対応した際は、保護者への説明なども担当します。

保育園は日中のみ開いている施設なので、保育園勤務の看護師には夜勤がありません。しかし、基本的に1人での勤務となるので対応能力や判断力が求められます。また、子供と接する機会が多くなるので、小児科での勤務経験がある方や子供が好きな方、子育て経験のある方に向いている職場です。

訪問看護師

患者の自宅を訪問して看護ケアを行う訪問看護師の仕事も、夜勤がない働き方です。訪問看護師は訪問看護ステーションに所属し、自宅療養中の患者の自宅を訪問して健康状態のチェックや日常生活のアドバイス、医師の指示のもとでカテーテル交換などの医療処置も行います。

訪問看護師の仕事は内科の仕事が多いイメージがありますが、精神科でも訪問看護師の仕事があります。精神科の訪問看護師は、服薬管理やバイタルチェック、家族の支援などが主な業務です。一般的な訪問看護師よりも医療処置が比較的少ないので看護師への負担も少なく、土日祝日が休みの訪問看護ステーションも多いので、プライベートと両立しながら働きやすい仕事です。

まとめ


日勤の仕事は夜勤がある仕事との環境や仕事内容の違い、手当の有無などがあり、結果的に日勤のみでもきついと感じられることがあるでしょう。一方で、日勤のみならではのメリットもあります。同じ日勤のみの看護師の仕事でも、働く職場によって負担が異なるので、自分が働きやすい職場を選ぶのも、日勤のみで働く際のポイントです。

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